交通事故【むちうち症(むち打ち)】種類・症状・施術について

むちうち症のことを頚椎捻挫、頚部挫傷、外傷性頚部症候群、外傷性頚椎捻挫などをまとめて「むちうち」と言ったりします。

診断名とは違います。

外力によって急激な加速による頚椎過屈曲(首が前に倒れる)が起こり、次に急減速による頚椎の加伸展(首が後ろに倒れる)によって頭頚部のレントゲン上で、明らかに診断可能な骨折・脱臼を除外した、軟部組織(筋肉、靭帯、神経、血管等)を損傷したものをむちうちと定義することが多いです。

レントゲン上で異常がみられず、外傷性の異常もないが、頭頚部に疼痛や運動制限、自覚症状として頭痛・首の痛み・しびれ・・・めまい・吐き気・耳鳴り・冷や汗・疲労感・動悸息切れ・不眠・食欲不振・血圧低下等の症状を引き起こしているものをむちうちとする場合もあります。

むちうちは交通事故だけではなく、ラグビー・レスリング・水泳飛び込みでも起きます。

これらは後方だけではなく、側方からの衝撃でもむちうちとなりえます。

少し専門的な用語で小難しい話になりましたが、かみ砕いてご説明しますと・・・

交通事故直後に、外傷もなく、レントゲンを撮っても骨折や脱臼もみられず異常はないが、頭や首が痛かったりだるかったりするものがむちうち(診断上は頚部捻挫であることが多い)です。

整形外科で診断を受けていただければ、すぐにわかりますので早めの受診をオススメします。

2週間後に症状がでる例も多いため、早期に施術を開始することが大切です。

 

交通事故によるむち打ちの症状は・・・

むちうち症の主な症状についてご説明します。

ご存知の方も多いですが、
むち打ちは頭頚部の痛みだけではなく各所に多彩な症状を呈します。

  • 頭頚部の疼痛(頭痛・首の痛み)
  • 頚部の運動制限・背部の疼痛
  • 肩こり
  • 上肢(前腕・上腕)のしびれや筋力低下
  • めまい
  • 吐き気
  • 耳鳴り
  • 冷や汗
  • 疲労感
  • 動悸息切れ
  • 不眠
  • 食欲不振
  • 血圧低下

などの自覚症状が現れます。

これらをむちうち関連障害と呼びます。

交通事故によるむちうちの種類

むちうちを分類すると大きく分けて5つにわけることができます。

①頸椎捻挫型

②バレリュー症候群型

③根症状型

④バレリュー・根症状混合型

⑤脊髄症状型(現在ではむちうち損傷の範疇に含まない場合有り)

80%ほどが①頸椎捻挫型であることが多く、3ヶ月以内に完治する例がほとんどで、症状固定になることも珍しいです。

しかし②バレリュー症候群や根症状型のような神経症状を呈する場合は長い施術期間が必要となる場合がありますし、①頸椎捻挫型と②バレリュー症候群が混合する例もあります。

⑤脊髄症状型は、レントゲン上異常がなく、脊髄損傷を起こしたもので、中心性頸脊髄損傷が原因となり、四肢の麻痺等がみられます。高齢者に多く、後遺症が残りやすいです。

まずは整形外科で医師の診断を受け、レントゲン撮影で骨に異常がないかを診てもらいましょう。

骨折や明らかな椎間関節の変形、脊髄損傷による四肢の麻痺がみられなければ、整骨院で施術を受ければ改善していきます。

ここからはさらに、分類ごとに掘り下げてご説明します。

むちうち症(頸椎捻挫型)について

むちうち損傷の80%ほどが頸椎捻挫型にあたるとされ、※(1)筋肉※(2)靭帯・関節の損傷を主体としています。

※(1) 後頭下筋・後頭直筋・板状筋・肩甲挙筋・多裂筋・脊柱起立筋群・胸鎖乳突筋・前斜角筋・僧帽筋・菱形筋・棘上筋・棘下筋・大胸筋などの頭部・頚部・背部・肩甲部に関係する筋肉の損傷

※(2) 前縦靭帯・後縦靭帯・椎弓間靭帯・棘上靭帯・棘間靭帯・項靭帯椎間関節の過伸長・損傷・断裂による出血、椎間関節の損傷

症状として疼痛・運動痛・圧通・頭痛・項部痛(後頭部)・頸椎運動制限・上肢のだるさや疲労感がみられます。「寝違え」の様な感じと訴える方もいらっしゃいます。

単純な頸椎捻挫であれば神経症状はみられないか、一過性のものが多いですが、受傷から2週間後にめまい・吐き気・耳鳴り・冷や汗・疲労感・動悸息切れ・不眠・が欲不振・血圧低下などの自覚症状をみられる場合はバレリュー症候群(頚部交感神経症候群)が疑われますので、経過観察が大切です。

整形外科・病院でレントゲンを撮影していただき、骨に異常がなければおおよそ、むちうち損傷(頸椎捻挫)と診断されます。

そのときに、痛みの感じる部位、どう動かすと痛いのか、自覚症状の有無をしっかりと医師に伝えることが大切です。

バレリュー症候群型むちうち症について

バレリュー症候群は頚部交感神経症候群ともいいます。

発生機序は明確になっていない部分が多いですが、頸椎損傷に際して、頚部交感神経(自立神経)の枝である椎骨神経が緊張・亢進を起こし、椎骨動脈が攣縮(スパズム)することが原因ではないかとされています。

交通事故によって頚部で出血や浮腫が発生し、それが交感神経を圧迫していることも考えられますし、極度のストレスで自律神経が乱れている可能性もあります。

また、交通事故後すぐに症状が現れず、2週間後に症状がみられることもあります。

症状に他覚初見はほとんどみられず、後頭部痛・頚部痛・頭痛・めまい・吐き気・耳鳴り・冷や汗・疲労感・動悸息切れ・不眠・食欲不振・血圧低下、視力障害、顔面、上肢の感覚異常、夜間の腕のシビレなどを自覚症状訴えられます。

整形外科でレントゲンや各種検査を受けても異常は見つからず、外傷性頚部症候群・自律神経失調症という診断がでるか、単に頸椎捻挫とされる場合が多いです。

頸椎捻挫に対する施術と並行してバレリュー症候群の施術を目指していく必要がありますが、まず大切なのは交通事故ストレスから解放することだと思っております。

慣れない保険会社とのやり取り、通院、その他手続きに追われ、知らず知らずのうちにストレスが積み重なり、交感神経優位になってしまい、悪化しているのではないかと考えています。

当院ではそのような交通事故関係のストレスを少しでも排除し、リラックスして施術を受けていただけるよう最善の尽くしております。

めまいや吐き気、頭痛などの自覚症状を感じた場合は、京田辺えーる鍼灸整骨院までご相談ください。

 

むちうち症 根症状型について

根症状型とは、頚神経(頸椎から出ている神経)の神経根症状がみられるものです。

頸椎捻挫型と症状に加えて、根症状型では頚椎の過伸展・側屈・回旋によって症状が増悪し、スパーリングテスト(Spurling test)・ジャクソンテスト(Jackson test)などの徒手的検査法・神経学的検査法が陽性となります。

単純な頸椎捻挫型との大きな違いは神経系の症状があるかどうか、です。バレリュー症候群とは損傷する神経が違います。

発生機序は、交通事故外傷によって頚椎椎間孔内で出血・浮腫・瘢痕組織による神経根の圧迫、または神経・神経根が損傷・過伸長することによって発生します。

また、元々変形性頚椎症や椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症を患っている方の場合では、二次的な椎間板損傷によって神経根を圧迫、ルシュカ関節(Luschka関節)で骨棘が形成されることで神経根を圧迫・刺激することでも症状を引き起こします。

他覚的初見はほとんどありません。

頭痛・後頭部の痛み・顔面の痛み・首の痛み・腕の痛み・しびれ・だるさ・反射異常・筋力低下・感覚異常等の自覚症状がみられます。

また、くしゃみや咳をすることで、頚部に負荷がかかって症状が増悪することがあります。

そして、先ほども申し上げたように元々頚部疾患がある方は症状が悪化する可能性もあり、大変危険です。

また、むちうち・根症状型が頸椎椎間板ヘルニアの原因になることもあります。

早期に神経根症状を発見し、レントゲンやMRIを撮影し、整形外科と連携して対処する事が重要です。

特に頚椎症や頸椎後縦靭帯骨化症を伴う場合は入院処置をとることもあります。

 

バレリュー・根症状混合型について

バレリュー症候群と根症状型が混合しているものを混合型といいます。

根症状型

頭痛・後頭部の痛み・顔面の痛み・首の痛み・腕の痛み・しびれ・だるさ・反射異常・筋力低下・感覚異常等の自覚症状がみられます。また、くしゃみや咳をすることで、頚部に負荷がかかって症状が増悪することがあります。

バレリュー症候群型

後頭部痛・頚部痛・頭痛・首の痛み・めまい・吐き気・耳鳴り・冷や汗・疲労感・動悸息切れ・不眠・食欲不振・血圧低下、視力障害、顔面、上肢の感覚異常、夜間の腕のシビレなどを自覚症状訴えられます。

重複している部分がありますが、スパーリングテスト(Spurling test)・ジャクソンテスト(Jackson test)などの徒手的検査法・神経学的検査法が陽性であり、自覚症状として吐き気・めまい・耳鳴り・冷や汗等が見られる場合は混合型を示唆していいでしょう。

 

脊髄症状型(脊髄損傷型)について

むちうち症の分類の中で最も重篤な症状・経過を辿ります。

※むちうち損傷の範疇に含まない場合もあります。

頚椎の脱臼・脱臼骨折を合併、頚椎症・後縦靭帯骨化症(OPLL)を伴う場合は脊髄症状を呈する事があるといわれています。

症状は上肢に著名であり、上位頚髄が損傷した場合は横隔神経(呼吸筋を司る神経)に影響を及ぼし、呼吸麻痺を起こして死に至ることもあります。

レントゲン所見では骨損傷がないにもかかわらず、脊髄損傷を起こすことがあり、それを中心性脊髄損傷といいます。

脊髄症状型は程度によって四肢の麻痺や呼吸麻痺を起こすこともあり、入院が必要になることもあります。

このように【むちうち】とはいっても症状に違いがあったり、原因が違っていたりします。

むちうち症の改善には病院と整骨院の連携が必要になってきます。

 

本当に軽度であれば、シップや牽引療法・電気療法だけで良くなるかもしれません。

しかし、ご説明しましたように、脊髄症状型や根症状型では整骨院で見ることができる範疇を超えています。

逆に捻挫型・バレリュー症候群型・極軽度の根症状型であれば鍼灸整骨院への通院・施術がベストの場合もございます。

病態を把握し、柔軟に対応することが大切ですね。

 

京田辺えーる鍼灸整骨院の施術方法

むち打ち損傷に対する施術はたくさんあります。

電気を当てる、牽引する、矯正する、温める、冷やす、マッサージ等々・・・

 

どの方法も、症状やむちうちの程度によりますが、効果があります。

しかし、ただやみくもに電気を当てたり、牽引すれば良い、ということではありません。

京田辺えーる鍼灸整骨院の施術法は、主に手技で、筋肉に対しておこなっております。

むちうち損傷は頸椎捻挫と診断されることが多いです。

頸椎の椎間関節に捻挫が起こるということは、それらを安定させている靭帯・筋肉なども同時に損傷しています。

 

筋肉の損傷の治癒が遅れると、血流が悪くなり、しびれ、だるさ、疼痛、神経絞扼障害の原因となり、後遺障害に陥るリスクも高くなります。

 

京田辺えーる鍼灸整骨院では、それらのことを考え、筋肉に対してアプローチをかけていきます。

 

血流を良くする施術を行うことが、早期回復・早期施術にとても重要なことです。

京田辺えーる鍼灸整骨院では痛みに対する対処療法だけではなく、国家資格者(柔道整復師・鍼灸師)が根本・原因を突き詰めて施術させていただきます。

後遺症に悩まされないためにも、交通事故遭ったらまずは、京田辺えーる鍼灸整骨院までご相談ください。

交通事故施術のことなら京田辺えーる鍼灸整骨院にご相談ください。

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☎0774-66-4914

携帯電話【24時間対応】 
090-9863-3970 

施術時間

9:00~22:00×9:00

18:00
※祝日の施術時間 9:00~18:00
※木曜日・日曜日は定休日です。

 

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